トライアスロンに関する動画を配信しているGlobal Triathlon Networkによると、スイム経験ゼロのアスリートがタイムを縮めるためには、6つのポイントがあるという。
同社は、大学までスイム経験ゼロだったにも関わらず、ハーフアイアンマンで優勝したSam Pictor選手にインタビューを実施。未経験のスイムを克服した方法を聞き、動画で配信した。
1.呼吸動作
バイクやランに比べて、スイムでは呼吸動作を強く意識する必要がある。そのため、ドリルを用いて呼吸動作を確認することが大切だとSam選手は述べている。
2.リラックス&マイペースな練習
「リラックスしてマイペースに練習することを心がけるべき」とSam選手。スイムの練習でも、スピードやタイムを気にするのではなく、必要な技術習得に集中することが大切だという。
3.短時間の練習を頻繁に行う
Sam選手によると、練習では1度にたくさん泳ぐのではなく、少しの時間でも頻繁に泳ぐことがスイムスキルの向上の秘訣だという。
4.グループレッスンを受ける
グループレッスンを受けて、自分よりも速いペースについていく練習をすることが、スピードアップには不可欠である。1つのレーンの中で多くの人と泳ぐことは、本番レースの練習にもなるという。
5.スイムドリルの実践
速く泳ぐためにもっとも効果的なのは、スイムドリルだという。ドリルがどこのような意味を成すのかしっかり理解して練習することが大切だという。
6.客観的なフィードバック
友人やコーチにフォームを見てもらい、アドバイスをもらうこと。または、動画を撮影してもらい、自分のフォームを動画でチェックすることをSam選手は薦めている。客観的なフィードバックを受けることで、改善点が明らかになり、より速く泳ぐためスキルを習得できると語っている。