IRONMAN世界選手大会出場者は、一週間あたりスイム11.5〜12.5km、 バイク363〜370km、ラン68〜72kmの練習をこなしていることがわかった。
オーストラリア グリフィス大学のJ.P.Gulbin博士らは、1985年〜1991年にかけてIRONMAN世界選手権の出場権を獲得したアスリート353名に対して調査を実施。1995年のIRONMAN Lanzarote参加者242名(平均完走タイム12時間)の一週間あたりの練習量(スイム8.8km、バイク270km、ラン58.2km)と比較した。
その結果、IRONMAN世界選手大会出場者は、一般のIRONMAN参加者よりもバイクとランの練習量が多いことがわかった。
1985〜1988年IRONMAN世界選手権参加者の練習量(週間)
※アンケート回答者数323名
スイム 11.5km
バイク 363km
ラン 72km
1991年IRONMAN世界選手権参加者の練習量(週間)
※アンケート回答者数30名
スイム 12.5km
バイク 370km
ラン 68km
1985年IRONMAN Canada参加者平均距離(週間)
※アンケート回答者数242名
スイム 9.9km
バイク 290km
ラン 57km
1995年IRONMAN Lanzarote参加者の平均練習量(週間)
※アンケート回答者203名
スイム 8.8km±4.3(1分48秒/100mペース)
バイク 270km±107(31.8km/hペース)
ラン 58.2km±21.9(4分55秒/kmペース)
参考文献: Ultraendurance triathlon participation: typical race preparation of lower level triathletes
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